THAI DOICHAN
【生産国】 タイ
【地 域】 チェンライ県ドイチャン村
【農 園】 ウサミ農園
【生産者】 リス族、アカ族、モス族などの現地少数民族
【標 高】 1,200m〜1,600m
【品 種】 カチモール
【精製方法】 ウォッシュド
【品質の特徴】 タイ北部現地少数民族がつくるドイチャン村の珈琲
【内容量】 100g
【カッピング】スパイシー、まろやかな酸味、クリーンカップ、濃厚なアフターテイスト
タイは全75県がありますが、北部のチェンマイやチェンライではアラビカ種、高温多湿な南部のチュムポーン県やナコーンシータマラート県ではロブスタ種が栽培されてます。 コーヒー栽培が導入されたのは1920年。アラビカ種は1950年代に収量の多いカツーラを導入しましたがさび病に弱いため、70年代に入ってカチモールに切り替えられました。20年以上に及ぶ研究結果からカチモールの亜種が土壌環境に適応しているとして推奨栽培品種とされています。世界的なカフェブーム、1969年からスタートしたタイ ロイヤルプロジェクトの成果による品質向上により、ここ20年〜30年で、コーヒーの生産者と消費者の数は飛躍的に増加しました。タイには現在、北部発祥のドイチャン、ドイワウィー、ドイトゥンなどの有名な地元のコーヒーブランドが数多くあります。
前農園主の環境歴史学博士、宇佐美博士は現在は日本へ帰国しており、宇佐美博士の奥さんの弟であるセラポンさんが現農園主。 双子の男の子と末っ子の女の子、3児の父親でもある。生産者の少数民族は中国から流れてきた移民達。 主力であるコーヒーの他に農作物の生産にも力を入れている。育てた野菜を時折バンコクへ売りに出かける。非常に家族・仲間を大切にする少数民族。村一丸となってコーヒーをつくっている。